人間ドックで飲んだバリウムの処理

人間ドックで胃の検査を行うとき、X線写真を撮るために造影剤のバリウムを飲まなければいけないことがあります。これを飲まないと消化管が撮影できないので、多くの人はしょうがなく、我慢して飲むということが多いようです。最近では昔のすごく不味いというイメージを払拭して、イチゴ味など味的にも改良されているようですが、やはりほとんどの人にとっては美味しいとは言い難い味のようです。さらに厄介なことに、このバリウムは飲んだ後に排泄されないと、腸の中で固まってしまう危険性があります。

なので、バリウムを飲んだら基本的には下剤を飲み、すぐに処理することが必要になります。人によって排出されるタイミングは違いますが、早ければ人間ドックの検査が終わった翌日、遅くても1週間くらいで排泄されるようです。ただ、中には人間ドックで飲んだバリウムが出なくて不安に陥る人もいるようです。バリウムは時間が経ってしまうと腸の中で固形化してしまい、それが腸閉塞の原因になってしまう恐れもあります。

もし何日経っても白い便が出ないというのであれば、一度医師に相談してみた方が良いかもしれません。ちなみに、バリウムが完全に排泄されたとわかるのは、真っ白い便が出たときのようです。人によっては数回に分けて排泄されたりと違いはありますが、何日経ってもバリウムが出ている様子がなく、お腹が張るような感じがするのであれば、下剤や浣腸を試すか、医師への相談が必要です。

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